斎場・葬儀場とは

斎場と火葬場の違い

葬儀を行う施設は、斎場、葬儀場、葬祭場、式場、葬場、葬祭会館、メモリアルホール、セレモニーホールなど、さまざまな呼び方がありますが、特に決まった定義はありません。
葬儀施設については、多くの人が斎場と火葬場を混同していたり、斎場は火葬場を併設した葬儀場のことだと思われているようです。斎場は、通夜、葬儀・告別式を執り行うための式場であり、火葬場は、文字通り遺体を荼毘に付す火葬施設です。火葬場にも葬儀を行える式場を併設している所もあります。一方、〇〇斎場という名称であっても、火葬施設をもたない所もあります。葬儀場の名称は、その施設を運営する自治体や企業、団体、寺院などが自由に決めたもので、施設の規模や設備とは関係ありません。

「斎場」の由来

「斎場」の由来

元々「斎場」という言葉は、日本古来の宗教である神道の儀式を行うために設けられる場のことでした。神道では、原則的に社殿や境内に遺体や遺骨をもちこむことが許されないので、葬儀を行う前にそのつど神社から離れた場所に斎場をつくり、神官と遺族が「神葬祭」(神式の葬儀)を行いました。現在、日本の葬儀の9割以上は仏式で行われていますが、斎場という言葉のなかに、日本古来の葬儀の伝統が受け継がれています。

民間の葬儀場と公営の葬儀場

斎場・葬儀場の運営者は、民間企業、自治体、互助会、寺院など、さまざま

葬儀場は、民間の葬儀社によって運営されていると思われがちですが、全国には自治体が運営する公営の葬儀場をはじめ、互助会や寺院などが保有する葬儀場も数多くあります。葬儀場=葬儀社というイメージが一般に定着したのは、首都圏の葬儀社の自社ビルを兼ねた葬儀場や、全国チェーンの大規模な葬祭会館の印象によるものだと思われます。また、地元に代々根ざした葬儀社でも、自前の葬儀場をもたないこともあります。さらに、大手の葬儀社のなかにも葬儀場をあえて保有せず、施設の土地代・建設費・維持費を削減した分、葬儀費用を割安に抑えているところもあります。

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