斎場・葬儀場の費用

エリア別葬儀費用の平均額(単位:万円)

2014(平成26)年に一般財団法人日本消費者協会が実施した「葬儀についてのアンケート調査」では、日本の葬儀費用の全国平均は1,889,000円で、最高平均額は関東の2,367,000円、最低平均額は四国の1,343,000円でした。いずれの地域も葬儀費用の平均額は、過去の調査に比べて低くなる傾向にあります。

葬儀費用のなかに葬儀場が占める割合は、会葬者の人数や葬儀スタイルによって異なります。たとえば、会葬者が200名を超えるような大型葬と、会葬者10名未満の家族葬では葬儀場の規模も違うので、式場の料金も変わります。また、音楽葬のように生演奏を伴う葬儀では、音を出しても構わない施設であることや、グランドピアノなどの備品が費用に反映されます。

会葬者の人数や葬儀スタイルによって変わる斎場・葬儀場の費用

平均的な規模の一般葬の場合、葬儀場の費用を左右するのは、火葬場を併設しているか否かと、公営であるか民営であるかの2点です。

火葬施設のある葬儀場

火葬場を併設している葬儀場は、告別式後に火葬場に移動するときに利用する霊柩車、マイクロバス、ハイヤーなどの車両費用がかかりません。また、通夜から初七日法要までを一つの場所で行えるという利点があります。但し、民間企業が運営する火葬施設のある葬儀場は、都市部になるほど料金が高額です。通夜、葬儀・告別式は民営の葬儀場を利用して、火葬は公営の火葬場で行う葬儀プランの見積もりと比較することをお勧めします。

斎場・葬儀場に付随する費用

公営と民営の違い

市町村などの地方公共団体が運営する公営の葬儀場と、葬儀社などの企業が運営する民営の葬儀場の違いは、サービスと料金です。公営の葬儀場は、火葬場に併設された施設であることが多く、利用料も民営の葬儀場よりも安価です。但し、利用できるのが市町村の住民に制限されていたり、利用希望者が多い時期は、数日間待たされることもあります。たとえば、東京23区内で火葬場を併設している民営の葬儀場は、「臨海斎場」1か所のみで、予約するのが非常に困難な現状です。

臨海斎場の利用例
臨海斎場は、世田谷区の方々(死亡時に世田谷区に住所を有していた方、または、主宰者が世田谷区民の方)には協定料金でご利用いただけます。
  組織区内(世田谷区民) 組織区外
葬儀式場使用料 56,000円 170,000円

一方、葬儀社などが運営する民間の葬儀場は、公営よりも圧倒的に数が多く、いつでも誰でも利用できます。また、音楽葬をはじめとした特別な演出や設えにも対応してくれるのが特徴です。反面、利用料金は公営よりも高額になります。葬儀社が自社保有している葬儀場をセットプランなどで予約した場合、見積書の式場費の欄には「セットプランに含む」といった記載のみで、不明瞭なケースも見うけられるので注意しましょう。

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